学生時代にファーストフードのお店でアルバイトをしたことがあります。その時の仕事は普通の日中仕事ではなくて、夜間、それも深夜の仕事でした。夜の間にその店舗の清掃をするというアルバイト内容でした。そのお店は商品として主にハンバーガーを扱っていましたので、その仕事の殆んどが、昼間使って汚れた調理場の油汚れをきれいにするのと、客席の清掃でした。とくに調理場の清掃は油がヌルヌルとしていて、結構大変で気持ちのいいものではありませんでした。なぜ昼間のファーストフードのアルバイトをしなかったかというと、夜間の清掃作業はアルバイト代が割高になったいたからでした。アルバイト自体は肉体労働なので別に頭を働かせてやるようなものではなく、身体を動かしていればいいだけだったので苦にはなりませんでした。ただ、作業が夜間なので、ときには眠気に襲われて困るような日もありました。そんな時には、色々な種類の冷たい炭酸飲料やコーヒーや紅茶をがぶ飲みして、無理矢理に目を覚まして働きました。何故そんなことができたかというと、アルバイトはドリンクバーのジュースが無料で飲み放題だったのです。その時には一杯のジュースの原価なんて数円なんだから構わないと先輩のアルバイトから聞かされていました。でも、今にして思えば、これはアルバイトの間だけで行っていた「暗黙の了解事」だったのかもしれません。店長に知られたら怒られていたのかもしれません。ファーストフード店が各種商品の価格を安くできるのにはこんな秘密があることをそこで知りました。